5:23-6:22晴れ(スロージョグ59分)Aコース
昨夜は雨は上がっていたが、外に出なかった。
今朝は、少し寒かったので、長袖のTシャツを着て、出掛けた。桜がほぼ終わりを迎え、どんどん散り急いでいる。桜の木の下は、花びらで埋め尽され、踏むのが勿体ないくらいだった。
やっぱり、早朝のスロージョギングは、何とも言えない。気持ちが良い。小鳥のさえずり、川に流れゆく桜の花びら、スイスイ泳ぐ鴨、ひらりと飛んできたつがいの鷺。菜の花が咲き、鯉が我が物顔に泳いでいる。
いつもの猫スポットで、エサをやっているボランテイアの女性と少し話した。足元には、ヨボヨボのキジトラ君がいた。
私:「この辺りに何匹もいる猫ちゃん、今朝はいませんね」
女性:「あそこ」と指差して、「あの、先のところで今ごはん食べてますよ」
私:「あー。じゃ、この猫ちゃんは、もう食べ終わったんですね」
女性:「この猫、もう老衰で、あげてもエサをほとんど食べないんですよ」
キジトラ君、腰が落ちてしまい、ヨボヨボ歩いている。
私:「あー、もう15歳くらいになるのかなぁ。去年は元気だったのになぁ」
女性:「そうですねぇ。」
老猫のキジトラ君は、エサも食べずに、ヨタヨタとどこかへ去って行った。見送る私は、丸で、人間の老人を見ているような錯覚に陥った。
早朝のスロージョギングにも、ちょっとしたドラマがある。
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